NOVEL-LIFE

もっと文章をブラッシュアップしたい、仕上がりを良くしたいと悩んでいませんか?

もし読み手にとって、読みやすく分かりやすい文章を書きたいと思った時には、書き終えた後にその文章を推敲するのがおすすめです。

今回の記事では、「分かりやすく」「読みやすい」ものに仕上げるための文章の推敲の仕方について解説します。

書いた文章をよりブラッシュアップしたい時に参考にしてみてください。

なぜ文章の推敲は必要?

はじめに、なぜ文章を書く時に推敲する作業を行うかを説明します。

なぜ推敲をして文章を仕上げると良いかというと、それが「人に読んでもらうことが文章の目的」だからです。

読み手に「何が言いたいのかよく分からない」「読みにくいし分かりにくいから、もう読むのは止めよう」などと思われてしまっては、伝えたいことは伝わりません。

ですので、文章の向こう側に読み手がいることを意識しながら、「分かりやすい」「読みやすい」「頭に入りやすい」ことを念頭に置いて文章を書くことが必要です。

基本的な推敲のやり方

では文章の推敲はどのようにするのか、次に「基本的な推敲のやり方や流れ」について説明します。

「推敲」とは「完成手前の文章を全体的に読み返して内容を練り直す作業」です。

つまり、以下のような作業を行います。

文章を推敲して仕上げるまでにすること
  1. 文章を一通り書き上げる
  2. 少し時間を置いてから(日を分けるとなお良い)、?の文章を一通り読み返す
  3. 読み返しながら、「文法がおかしい」「分かりにくい・理解しにくい」「伝わりにくい」ところがないか、「文章の全体に一貫性があるか」どうかをチェックする
  4. 修正が必要な箇所を見つけたら、適切な文章になるように一つひとつ直していく
  5. 必要に応じて?〜?を繰り返して文章を完成させる

つまり、一通り書き上げた文章を少し時間が経ってから読み返し、「おかしい」「分かりにくい」と思うところを修正していく作業です。

この部分を丁寧に行っていくことで、元の文章と比べて洗練されたものに仕上げることができます。

ちなみに、時間に余裕があれば、推敲は「翌日以降」に行うのがおすすめです。

なぜなら、その日にすべて仕上げてしまうよりも、少し時間を置いてから読み返すほうが客観的な視点で文章を見ることができるからです。

「昨日はこれでいいと思ったけど、今読み返してみたら、ここは分かりづらい」「ここはこういう書き方のほうが伝わりやすい」など、いくつもの新たな発見があります。

文章を推敲する時のチェックポイント

では次に、文章の推敲をする時には、どんなところをチェックするのかを説明します。

? 必要に応じて主語と述語を入れ替える

まず、文章を推敲する上でチェックしたいことの1つ目は「必要に応じて文章の主語と述語を入れ替える」ことです。

つまり、主語と述語が離れた位置にあると、読み手にとって「分かりにくい」「不自然な文章」になってしまうので、必要に応じて、「主語と述語の位置を入れ替えて調整する」という作業を行います。

具体的にどんなことかと言うと、たとえば以下のような文章があったとします。

「私は、水平線に夕日が沈み水面を赤く染めていく様子を湖の畔に佇んで眺めていた」

上の文章は、文頭に「私」という主語があり、文末に「私」の動作を表す「眺めていた」という述語があります。そして、主語と述語の間には「水平線に夕日が沈み水面を赤く染めていく様子を」という長めの文が入っています。

ですが、主語と述語が離れている状態では全体を理解しにくいです。

このような場合は、文を入れ替えて主語と述語が近くにある状態にします。

「西の水平線に夕日が沈み水面を赤く染めていく様子を、私は湖の畔に佇んで眺めていた」

主語と述語が離れている場合には、位置を替えてみるだけでも読みやすさが変わってくるので、意識して位置を調整すると良いです。

? 指示代名詞を少なくする

次に、文章を推敲する上でチェックしたいことの2つ目は「指示代名詞」を少なくすることです。

指示代名詞とは「それ」「これ」など、既出の物事や人を指す言葉のことです。

何気なく文章を書いていると指示代名詞をたくさん使ってしまうことがありますが、指示代名詞がたくさん出てくると、読み手側には分かりにくい文章になってしまいます。

ですので、指示代名詞を具体的な言葉で言い換えられるなら、別の言葉に置き換えてください。

具体的に説明すると、たとえば以下のような文章があったとします。

海外旅行にドライヤーを持って行こうかどうかで悩みました。しかし、そこには備え付けのものがあるようだったので、それを持って行くのは止めることにしました。

上記の文章には、「そこ」「それ」という単語が出てきますが、この「そこ」「それ」という単語が何を指しているのかが分かりにくいです。

上の文章を、具体的に指示代名詞が何かが分かるように書き換えるなら、以下のような書き方ができます。

海外旅行にドライヤーを持って行こうかどうかで悩みました。しかし、予約をしたホテルには備え付けのものがあるようだったので、ドライヤーを持って行くのは止めることにしました。

指示代名詞を具体的な単語に置き換えるだけで、何を指しているのかが分かりやすくなります。そうすると、読み手としても文章の内容が頭に入りやすくなり、すらすらと読んでもらえます。

ですので、つくった文章を読み返して無駄に指示代名詞をが多いと感じたなら、別の言葉に置き換えてみてください。

? 必要のない部分は思い切って削除する

次に、章を推敲する上でチェックしたいことの3つ目は「必要のない部分は思い切って削除する」ことです。

文章を書く時には、たいてい何かしらの「テーマや目的」が決まっているものですが、気を付けていないと、本来のテーマや目的とは関係のないことも書いてしまうことがあります。

ですが、テーマに直接関係のないことが文章の中にたくさん書かれていると良い結果を呼びません。

文章のテーマに直接関係ないことを書くデメリット
  1. 「この部分は何がいいたいんだろう?」と読み手が混乱する
  2. 一貫性を欠いて、書き手の言いたいことが読み手に伝わりにくくなる
  3. 「考えなしに適当に書いた文章」という印象を読み手に与えてしまう恐れがある
  4. 文章が無駄に長くなるので、読み手が疲れてしまう
  5. ?〜?が理由で、読み手が途中で読むのをやめてしまうこともあり得る

上記のように、必要のないことが書いてあるとマイナスの効果となってしまうので、要らない部分はバッサリと削除したほうが良いです。

ただ、文章を書いている時にはそうと気付かないこともあるので、少し時間を置いてから読み返すのがおすすめです。

一日以上置いて読み返すと、より客観的に文章を見渡すことができます。

すると、「このくだりは必要ないな」「ないほうがむしろスッキリするな」といったように、おかしなところに簡単に気付けるようになります

文章すべてに書く意味や理由を説明できる必要な部分だけを残し、スッキリとした文章にするように意識して、全体をチェックするのがおすすめです。

まとめ

POINT!
  • すっきりと読みやすくまとまった文章に仕上げるために、完成前に推敲をする
  • 少し時間を置いて文章を読み返し、おかしいと思うところや分かりにくいところ、必要のないところを見つけて修正していく
  • できれば1日以上置いて文章を見直す
  • ある程度時間を置いてから見直したほうが、より客観的な状態で文書全体を見ることができる
  • 「主題と関係のない不要な文章が含まれていないか」「主語と述語が離れていて読みにくいところがないか」「指示代名詞を使い過ぎていないか」をチェックする

以上、文章を推敲する方法について説明しました。

上記の作業を納得がいくまで丁寧に行うと、やらなかった状態の文章と比べてグッと良い状態の文章にすることができます。

大事な文章を書く時には、しっかりと文章の推敲をするのがおすすめです。

おすすめ記事