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夜明けの風景の表現や描写の仕方で迷っていませんか?

夜が明ける頃は、他の時間帯とは違った特有の光景が見られますが、それをどう文章で表すか悩むこともありますよね。

そこで、この記事では、夜明け頃の風景を表現もしくは描写する時に使うことができる言葉や表現を紹介します。

有明(ありあけ)

まず、夜明けの表現に使える言葉は「有明」です。

「有明」(ありあけ)は、「夜明け」のことをいい、「有明の月」(夜明けに残っている月)や「有明の空」といった形でよく使われています。

明け方の空の様子や、明け方にもまだ空に月が残っている様子についていう場合などに使ってみてはいかがでしょうか。

使用例
  • 「ほのかに紫がかった黎明の空に有明の月がうっすらと浮かんでいた」
  • 「早朝の湖畔を散歩をしようとやってきたが、やはりまだ辺りは薄暗い。頭上には薄い群青色をした有明の空が広がっている。だが、湖畔の先を見渡すと、東の空だけがうっすらとピンク色に染まり、日の出が間近であることを示していた」

ほの暗い

次に、夜明けの表現に使える言葉は「ほの暗い」です。

「仄暗い」は「ほのかに暗い」ことをいいます。夜明け前、日が昇る少し前の薄暗い街の様子などをいう時に使ってみると良いと思います。

使用例
  • 「ほの暗い街の中にぽつぽつと街灯が明るく光を放っている様子は、どこか幻想的に映る」
  • 「窓の外はまだぼんやりとほの暗いものの、次第に街の輪郭が現れ始めているのが分かった。眼下にはビルの隙間を往来する車が一台、また一台と通り過ぎていく。街が夜の眠りから覚め始め、動き始めている気配を感じた」

東雲色(しののめいろ)

次に、夜明けの表現に使える言葉は「東雲色」です。

「東雲色」は、「夜明けの東の空に見られるような黄味がかった薄紅色」のことをいいます。

明け方に空の色が変化する様子、日が昇る時に地平線が美しく染まる様子などの表現に使うのにピッタリの言葉です。

使用例
  • 「東の空がゆっくりと曙色に染まっていく神秘的な光景を前にして、一時寒さを忘れその美しさに見入っていた」
  • 「まだ明けやらぬ頃の薄い群青色の空は、東の地平線に近づくにつれて徐々に東雲色に変化し、美しいグラデーションを成していた」

朝日

次に、夜明けの表現に使える言葉は「朝日」です。

「朝少しずつ空高く上がっていく太陽」の美しさや力強さ、明るい希望を感じさせる様子などを表す時に使ってみると良いのではないでしょうか。
使用例
  • 「東の空に顔を出した朝日は空や水面を橙色に染め、辺り一面は陽光に煌めいていた」
  • 「光を放ちながら黄金に輝く朝日は堂々とした佇まいで東の空を昇っていた」

まとめ

  • 有明:夜明けのこと。「有明の月」「有明の空」など、明け方の様子についていう時に使える
  • ほの暗い:薄暗いこと。夜明けを迎える前の薄暗さをいう時に使える
  • 東雲色:黄みがかった薄紅色。日が昇る時の地平線をうっすらと薄紅色に染める様子をいう時に使える
  • 朝日:東の空に上る太陽。日が昇る空の美しさや、希望を感じさせる強い様子などについていう時に使える

以上、夜明けの表現や描写に使える言葉とその使い方をまとめました。

明け方には、辺りがまだ薄暗い中にも、ピンク色に染まっていく東の空と群青色の空との美しいグラデーションや、堂々たる佇まいをした太陽が東の空を少しずつ昇っていく姿などの印象的な光景があります。そんな情景を伝える表現として参考にしていただければ幸いです。

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